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性交渉において、女性に満足の得られない、または苦痛がある状態を女性性機能障害（ＦＳＤ）と言います。日本では男性のED（勃起障害）がクローズアップされ、フランクに語られ始めたのに対し、女性の性機能障害については情報も少なく、存在そのものもあまり知られていません。
ED（勃起障害）は男性の性機能障害における代表的な症状で、多くの男性に共通する悩みつまり「セックスしたいのに起たない、萎える」です。EDが「気のせい」ではなく、神経や血管の疾患による器質的な原因が明らかになってきたのに対し、女性の性機能障害についての研究はまだあまり進んでいません。
女性性機能障害は、女性ひとりひとりの精神的・身体的状態で症状が異なる上、女性のデリケートな「こころ」と「からだ」が絡み合い、症状を複雑にしています。また、パートナーのEDが女性性機能障害を引き起こし、逆に女性性機能障害がEDの原因となっている場合も数多くあります。
セックスできない、したくない…あなたのその悩み、もしかして女性性機能障害？ここでは、女性の性機能障害について、代表的な原因、治療法や症状等の情報を紹介しています。
「セックスをせずに子供をつくりたい」。決して冗談ではなく、真顔で訴える女性がいます。結婚してもセックスを伴わない、いわゆる「未完成婚」のカップルも増えています。以前はセックスが楽しめたのに、最近、セックスが嫌で嫌でたまらなくなったという女性も多いのです。セックスしたくない、セックスできないのはなぜ？あなた自身のカラダとココロを見つめ直してみませんか？セックスレス。その原因は女性性機能障害かも…
セックスレスの原因で一番多いのは、男性のED（勃起障害）です。でも、それは、あくまでセックスレスに悩み、受診をした人の中での数字…。実際には、別のパートナーとセックスをしている、あるいはカップルの片方がセックスを拒絶し、もう片方は仕方なく我慢している、というケースはかなり多いのではないでしょうか。
カップル、あるいは夫婦間のセックスレスはモンダイです。長い長い人生の伴侶は、性の伴侶でもあるのが自然です。セックスレスを解消する努力をしませんか。まず原因を見つけること。ひょっとすると、女性性機能障害が原因になっているのかも知れませんね。そうだとすると治療は可能です。
